数日前、ブログで案内を書いた、Apple Store 栄でおこなわれた、ポッドキャストのイベント、PCBC Summer Tour 2009 に参加した。
今回は、外国人のポッドキャスターとして、夫がゲストスピーカーで招待してもらっていることもあって、ワクワクした気分で、アップルストアーに到着。
英語のポッドキャスト番組、JapanTechTalk の日本語版のプレゼンも用意してあるし、主催者の足立さんが日本語で説明をしてくれるということで話は決まっているから、私の唯一のお仕事、「夫がプレゼンをする間だけ、後ろに立っていればいい」をこなせばよいというだった。
「人前で話すのは、とっても苦手な私」でも、”ただ立ってるだけ”なら問題ないや~って思って、お役を快く、お受けした。
そ・う・言・え・ば、、、
人前で上がってしまった最悪の思い出と言えば、自分の弟の 結婚式でのスピーチ時。結婚式の為に日本に一時帰国していたせいもあって、自分の日本語にすごぶる自信がなかった。自分の番が来て、みんなの前に立って話し始めた瞬間、緊張のあまり声がぶるぶる震え、自分がいっぱいいっぱいになった。その後、ほぼ呼吸困難に近い状態、、、という、悲し~い思い出、というより、どちらかというと情けない話である。
話はイベントに戻る。
足立さんのプレゼンは想像通り、彼の人柄にぴったりというか、明るく楽しいものだった。そして、デモが終わり、夫が紹介された。私はお約束通り、黒子のように夫の陰に隠れるつもりで、前に出ていった。
が、し・か・し、そこで
、、、、非常事態が起きた!
夫が英語でプレゼンをスタートしたとき、通訳をしてくれるはずの足立さんが、なんと、来客に対応中だったのである。
夫は、彼がすぐに通訳ができない状態だと察知し、いきなり後ろを振り向いて、私に通訳を頼んだ。
、、、なんでこうなるの?、、
頭が真っ白になる瞬間。
そんな私に対して、容赦なく人だかりは増えていく。
そして、私は、、、最後に、、、、、開き直った。
いきなりマイクを握り、おもむろに通訳を始めた。
人だかりが増えていくにもかかわらず、
参加者の表情まで見る余裕さえあった。
なぜなのか、全く緊張しなかった。
頭の中では、ただ一言
任・務・執・行
それだけの文字しかなかった。
目の前にお客さんたちがいるのに、自分の感情をプライオリティーにはできないっ。
夫のプレゼンが終わるころ、足立さんがすぐ後ろに立ってくれていることに気が付き、切りのいいところでマイクのバトンタッチをした。
そして、ふと我にかえった。
こ・こ・は、、、Apple Store なんだってこと。私のような素人さんが、通訳をしててもよいのだろうか?と、、、
そんな事を考えている中、イベントは無事に終わった。
今思っても、これって、やっぱり
「火事場の力持ち」
なのかな?
ちなみに、PCBC Summer Tour 2009のツアーは、今後 11日に大阪の心斎橋、25日は東京の銀座でおこなわます。ぜひ、みなさん足を運んでみてください。楽しいですよ~!!!
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