夫と私のカナダ人チームが、今回は実家で初、クリスマスディナーを作ることとなった。

チキンの大きさがターキーと比べるとかなり小さめになると思うし、オーブンのサイズも北米のと比べるとかなり小さめが標準サイズとされているため、クリスマスとは関係ないメニューも入れてみることにした。

メニューは以下のとおり

☆ローストバーブチキン
☆ローストポテト&キャロッツ
☆グレービーソースとクランベリーソース
☆インゲンのレモンソースかけ
☆バターコーン
☆エッグノッグ

その他
☆ホワイトソースのオーブン焼き
☆チリ

お昼から、キッチンでバタバタ大暴れ。夫は、実家でシェフデビューしたのにもかかわらず大活躍!!!

ハーブチキンとあって、フレッシュなハーブが命。刻んでバターと一緒に表面に塗った。この時点で、キッチンがハーブの香りに包まれた。チキンの中に詰めるものは、日本ではライスのレセピだったが、今回は家族からカナダのクリスマスを紹介してほしいというリクエストだったので、ブレッドの方にした。用意したレセピがいまいち、ずれていたので、普段全く料理しな夫から、”ストップ”サインが入った。何かが違う!と、、、、。そこから、夫の秘めた才能が現れた!

ローストチキンでレセピを探すと、いろんな人がいろんなやり方で焼いている。ある人は最初強火の220度で15分とか、200度で1時間とか、迷った結果、レセピに頼らず、低温度の180度でゆっくり時間をかけて焼きあげることにした。こうなると頼りは夫の感のみ。約1時間焼いたあと、焼き加減をチェックして、その後は、20分毎にチェック。焼き色がついてきた頃、もう一度周りのオイルをチキンの表面にかけて、スキンが焦げないように注意した。2時間以上、手間をかけたおかげで、シェフが作った?って思えるくらい超上出来なものができあった。英語ではこれを、”Beginner’s Luck”と呼ぶらしいが、、、。

グレービーソースは本来、ローストチキンやターキーを焼き上げた残りのオイルに小麦粉をいれて作るのが正統派だが、今回は、カナダから買ってきた粉末のパッケージで作った。

ターキーと言えば、バンクーバーで知り合った友達が、近所のスーパーで”丸ごとターキー”を見つけたといって驚いていた。今や、日本でもローストターキーを焼く人が増えたらしい。

クリスマスの飲み物といえば、”エッグノッグ”。カナダ、アメリカでは11月末頃になるとスーパーで、牛乳の隣に並んでいる。1Lサイズ$2ドル前後の飲み物だが、スーパーやデパートの食品売り場を探してみたても、どうしても見つからなかった。ということで、仕方なく手作りを作ることに!

エッグノッグは”季節限定品”なので、この頃になると、ちょっとダイエット的にはやばいが、クリーム代わりに、コーヒーに入れて、エッグノッグ味コーヒーとして楽しんでいる。ナツメグ、クローブ、シナモンなどのスパイスを使うので、キッチンがハーブの香りに包まれた。

こうして、写真のように、夫婦二人で初めてチャレンジしたクリスマスディナーは、大成功に終わった。


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<つゆ>
1.昆布は洗わず、拭いて水から温める。沸騰させず水に戻す感覚で約10分くらい煮る。
2.その中に鰹節、サバ節を入れて、沸騰させずに10分くらい煮る。
3.泡ができ始めたら火を止めて、丁寧にだしをこして、さます。

<カレー粉>
4.片栗粉ではなく、小麦粉をプライパンでいためる。
5.小麦粉に色がつき始めたら、カレーのパウダーを入れて炒める。
6. カレー粉を別の器に入れて、冷めただしを少しづつ入れてダマにならないようにする。
7.だし汁を弱火にかけながら、中に解いたカレー粉を丁寧にこしながら入れる。
8.うまくまじったら、火を止めて冷ます。

<具を作る>
9.フライパンに油をひいて、玉ねぎを炒める、柔らかくなったら牛肉をいれて炒める。
10.ある程度牛肉に火がどおったら、だし汁の中に入れる。
11.弱火のままで温める。

<麺に火を通す>
11.沸騰したお湯の中に麺を入れる。
12.器を温める。

13.麺がカレーだしとうまく絡み合ったら火をとめてできあがり。

<材料> 2人分
うどん 2玉

豚/牛薄切り肉 100g
玉ねぎ 1/4個
カレー粉 約大さじ2/3~1
小麦粉 約 大さじ3
鰹節 約1カップ
サバ節 約1カップ
昆布 5cm 2~3枚薄口しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
塩 少々

サバ節の入手は難しいかもしれないけど、この方法なら海外でも本格派カレーうどんが楽しめそうっ。