6月19日(金)に、『名古屋発』の外国人起業家と日本人起業家を対象にしたインターナショナルなイベント、JIBE(ジャイブ)のキックオフイベントが行われました。
JIBEのイベントは、今まで、いろいろなところで行われている、起業家の名刺交換会ではなく、英会話の練習の場でもなく、インターナショナルな友達を探す場所でもありません。
実際に、起業をされている方、または希望されている方を対象にしているので、参加希望者の方には、時間をかけてご自分のビジネスに関する質問にお答えていただいております。
その後、JIBE関係者の審査を通し、イベントの意向、基準、条件にマッチする方にのみ、『招待状が送られる』というシステムを取らせてもらっております。同時に、JIBEメンバーへのセールス活動、MLM、アフリエイトマーケティング目的での参加希望の方は、お断り。
そのように、本当に100%ビジネスにフォーカスを置いた今回のキックオフイベントへの参加者は、少し、こじんまりとしていますが、関係者、通訳の方を含めて約15人くらいの方に来ていただきました。
<JIBEにはキューピットがいた?>
名古屋で働くアメリカ人のエリートビジネスマン、ジュリアン・ベイショアさんの紹介で、5月27日、外国人起業家 PacificIT Japan のRobert さん、日本人起業家、Office Takagi の高木さんが出会いました。
<JIBE代表者の出会い>
この時、お互い二人とも、生まれた国は違っても、『起業家を応援したい』という純粋な思いがあることに気がついたらしい。
<JIBEの誕生>
5月30日、Robert、彼の奥さん、高木さんと3人でいろいろと話をした結果、その日、大須のデニーズで、JIBEという名の会が生まれた。
<JIBEのシステム、仕組み>
その後、高木さんがJIBEの基礎となる、システムの基礎を作り上げてくれて、それをたたき台にして、日本人からみた参加しやすいイベントの必要条件、外国人から見た条件などを、何日もかけて、何時間もかけて話し合って、最終的な骨組みが構成された。
<で、その3人って?>
高木さんは、何もないところから頭でアイデアを構成し、システムを作り上げていくプロ、アナログのシステムプログラマー。同時に、伝えたい事を一目で分かるよう、一枚の絵で表現できる、という才能も持ち備えている。
ロバートさんは、ヨーロッパ、北米、アジアなど、いろんな国の人たちへの教育に携わっていたり、一流企業や起業家、政府の機関で働いていたこともあるので、視野がとても広い。違う文化を理解し、辛抱強くWin-Win(相互利益)の解決策を見出そうと常に心がけている人。
ロバートさんの妻は、日本生まれでありつつも、海外生活が長くいろいろな分野での経験を持つ。北米のビジネス以外にも、障害者のグループホームで働いたり、美容師の免許を所持していている。北欧、アフリカ、アジアなどのいろいろな国の人達と食住を共にしながら働いたこともあり、仕事や生活を通して国や文化、考え方の違いというバリアを乗り超えた経験を持つ。
そんな3人が集まって、スタートしたJIBE。
おそらく、普通に考えたら3か月くらいかかりそうなビジネスのロンチングイベントを、、、、なんと、約3週間でやってのけてしまった。
それだけでなく、そのイベントでは、なんと名古屋のビジネス交流会のシーンでは初めて?のデジタル名刺、POKENの名古屋のオフィシャルイベントでもあった。
イベント初回とあって、何から何まで手探り、手作り。
具体的な例で言うと、ケータリング一つを取ってみても、結構大変だった。名古屋のケータリングの常識はお弁当が多く、社交場のパーティではなく、ビジネス用に使えるオードブルを提供している会社はほとんど皆無に近い。
なにかとイベントの多い北米では、ケータリングは歩けば当たるというか、会社が多すぎて困るという問題とは正反対。
逆に言えば、これは大きなビジネスチャンスかも?名古屋でリーズナブルな値段でおしゃれなケータリングをしている会社はほとんどなく、ライバルが超少ない。日本は、出前、ケータリングと言えば、弁当なんだとビックリさせらる。
レストランに連れていく以外のオプションとして、出前のお弁当よりもボリューム並、見た目綺麗なサンドイッチとサラダとコーヒーをセットで出した方が、海外からのお客様はリラックスした雰囲気の中で、会話が進むと思う。
もっと、カフェなどが創作力でこの分野に進出して、名古屋のケータリングのイメージを一変してくれたら、とても頼もしい。
COSTCO (コストコと日本では呼ばれているが、英語ではコスコと発音しないと通じないので注意要!)が近くにあれば、ある意味ケータリングしなくてもよくなるのかも?
今回のイベントは、計画通りにはほど遠く、開始時間のぎりぎりまで、イベント会場の持ち主、JIBEを応援してくれているイベント会場のオーナーの曲尾氏をはじめ、いろいろな方にギリギリまでお手つだいをしていただき、キックオフがスタートした。
参加者は、勇気のある、JIBEのコンセプトを理解してくれた先駆者の方々。
通訳の方以外に、マーケッター、ビデオ製作、オンラインマガジン運営者、オンラインショップ経営者、金粉デコ、貿易関係、デザイナー、プログラマーさんなど。といろんな方が参加してくれていた。
帰り際に、最後まで残ってくれた参加者の一人が、今日ビジネスが一つ成立したと言っていた。
素晴らしいニュースにちょっと驚きつつ、JIBEのキックオフは、幕を閉じた。
何と言っても、数週間で、「無から有を生んだチーム力」は、そうは簡単にまねできるものではない。嬉しい事に、まだ、次回の正式な案内を出してもいないのにもかかわらず、次回のイベント参加希望者が、、、。
感謝!感謝!
次回のイベントでは、フィードバックを上手く活かして、初回よりも素晴らしいものにできれば嬉しい。
参加、ご希望の方は、info@jibe.bizまで。
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ですので、どうぞ安心して、ご参加くださいまし。(笑)