2006年の6月、妹の結婚式でバンクーバーに来ていた両親と、婚約者であった夫と4人で初めて旅行をしたのが、このガブリオラアイランド。そして4年後、再びこのWild Rose B&Bを訪れることにした。

前回、Wild Rose B & Bを選んだのは、オーナーのサブローさんのブログが気にいったから。
彼の人柄、島の暮らしぶりが気に入り、アウトドア、Fishingやカーヤッキングもできるし、何といっても日本語が話せるというのがポイント。(シニアの両親が安心できることが前回の家族旅行の必須条件だった)
当時のサブローさんとカナダ人の奥さん、シキさん。見ても分かるよう、とても仲の良いカップル、日本で出会ったようだ。
彼らの住んでいる環境は、想像通り、カントリーライフそのものだった。
前回の旅行で、記憶に残っていたのがこの手作りのベンチ。ポストカードになるくらい可愛かったので、記念に、両親の写真を撮った。
今回も同じ場所で、夫の両親の写真を取りたかったのだが、自然の流れには勝てない。
残念ながらこのベンチは既に風化してしまい、使えなくなったので焚火にして燃やたよとのこと。ああ、残念!
自然のものは自然に帰る、、、、のか。
そして2010年の夏、私たちは再び、ここへやってきた。
前回は、庭側のベースメントを用意していただいたが、今回は1、2階のお部屋、スペースを用意してもらっていた。
リビングは吹き抜け。大きい窓がたくさんある家。キッチンやテーブル、椅子が木製でセットになっていて、暖かさと優しさを感じる。お庭は、ハーブでいっぱい。自然に育つものもあるとのこと。
夕食前、窓の外から聞こえてくるのは、コオロギの合唱。実家を思い出してほっとする。
キッチンからはジャズ、クラシック音楽が聞こえてくる。というのも、この島のほとんどがアーティストか、定年した人が住んでいるらしい、、、、。
サブローさんはミュージシャンで、シキさんは手芸のアーティストのようだ。
オーナーのサブローさんはいろんな特技があり、料理もその一つ。Wild Roseのメインシェフはシキさんではなく、サブローさんだった。ちなみに、季節によっては、その日釣ってきた魚を、そのまま夕食に用意してくれるとのこと。
前回もディナーがすごくおいしかったので、今回もお願いすることにした。ただし、今回は洋風メニューを依頼。
夕食のメニュー
★サーモングリル
★コーン
★豆のピュレスープ
★ライス
★ペパーミントウォーター
★デザート
テーブルセッティングもお洒落で、楽しく夕飯をただいた。
今回のデザートは、マーサ・スチュワート風の手作りケーキだった。
そして、このデザート、ご近所に住む?シキさんの友人が作ってくれたもので、Martha Stewartの大ファンらしい。その彼女は、家具なども作るらしく、ライフスタイルを専門にしたビジネスをしているとのこと。
とはいえ、このケーキのデコはかなり大胆。さすが、欧米人ならではのセンスだ!インパクトのある、デコの存在感は、日本人にはなかなか真似できない感覚だ。
ケーキを食べながら、シキさんから、島の暮らし、オーガニックガーデン、ハーブ、日本での生活など、いろいろ楽しい話が聞けた。
そして、9時過ぎにベットに向かう。普段なら眠るなんてありえない時間だが、テレビも時計もない空間の中、静かさに包まれ家族のみんなは自然と眠りに入っていった。
<ブログ内、バンクーバー近郊、小旅行関連>
夏のバンクーバーアイランド、ガブリオラ島で過ごす週末
Like this:
Like Loading...