仕事


9月30日は、International Translation Day として、各国で翻訳・通訳向けのイベントが行われた日でした。

ここBC州のバンクーバーでは、翻訳・通訳のプロの集団、Society of Translators and Interpreters of British Columbia (STIBC)の30周年記念イベントが行われた。

私たちが参加したのは、夕方のイベント。

午後のイベントには、現地の Global TV のキャスター、Mike MCCardell 氏書いた本の一冊から、彼がその中のストリーを読み、各言語に翻訳されたものを国ごとに読み上げた。 マイク氏は、”Everybody has a story” というフレーズを使うことで有名。大切なことをテレビを通して視聴者に伝えている、心あるキャスターとして知られている。

他には、旧バンクーバー市長のSam Sullivan氏が Greeting Fluency プロジェクトに関する紹介をするなど、ゲストとして参加していた。

Sam Sullivan氏は、数年前のトリノオリンピックでバンクーバー代表として、5輪旗を受けとった市長でもある。

彼は、19歳のときにスキーをしていて首の骨を折り、以来手足の自由が利かない。閉会式前の24日、AP通信とのインタビューで自身の障害についてこう語っている。

“Becoming a quadriplegic was really, really difficult. It took me seven years of depression and difficulties. Eventually I came through and decided I was going to focus on making my life better, and the lives of others.”

(四肢まひになったのは本当につらかった。7年間、うつ状態と苦悩が続きました。最終的には切り抜け、自分の人生をどう良くしていくかに集中しようと決めたのです。自分の人生とほかの人々の人生を)

“Some people consider disability as a tragedy. I look at is as a career move.”

(人によっては障害を悲劇だと考える人もいる。私はそれをキャリアアップととらえています) 参考はこちら

彼の、事故によるハンディを受け入れ、自己の最善を尽くして生きようとする ”前向きな姿勢” と、純粋な ”文化に対する理解の心” を持っている彼には、心を惹かれるものがある。

Greeting Fluency プロジェクトとは、簡単な外国語のフレーズを学んで、国際交流のきっかけにすること。移民の国カナダでは、お隣は別の国から移住してきた人というのも、そんなに珍しくはない。 サム氏は日本語もかなり上手だった。いい意味で驚き。この人なら、人の痛みが分かるから、きっと非営利な素晴らしいプロジェクトをこの先もリードしていってくれるのだと感じた。

『翻訳も通訳』も、同じ言葉では理解し合うことができない人たちを結ぶ、架け橋の役、相手のメッセージを正しく伝える、とても大切な仕事。相手を理解しようとする心がなかったら出来ない職業だと思う。 重要な書類の翻訳や、裁判の通訳などは、やはりプロにお任せしたい。

カナダ、またはBC州で翻訳・通訳のプロを探したいのなら、まず、STIBCに問い合わせるのが一番だろう。

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<唐津さんのサクセスストーリー>

2008年に大学を卒業し、東京の人材紹介会社に就職した唐津さん。しかし、その
会社の業績が急に悪化し、わずか1年で退職を余儀なくされた。

再就職先を探してみたが、当時はリーマンショックの直後。採用してくれる企業は見
つからなかった。

「日本で仕事がないなら、海外で経験を積んでみよう」と決意した、唐津さん。知人
を頼ってベトナムに渡った。

1年半前から現在の会社で働いていて、現地企業や日系企業などへの営業や、研修の企画などを担当しているが、当初はベトナム語はもちろん、英語も話せなかった。それでも、現地の人と接するうちに実感したのは、「日本に対する憧れが強いベトナムでは、日本人というだけで必要としてもらえる」ということだった。

特別なスキルがなくても、思い切って飛び込めばチャンスがある――。

『求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。』

勇気をだして最初の一歩を踏み出す。

そのあとにしか開かれない道がある。


<参考記事>

リストラ経験若者 就職海外も道あり

プレジデントのオンライン版で面白い記事を発見したので、簡単に紹介したい。

日本企業のグローバル化が進む中、海外進出に伴う、現地人材の採用に多くの企業は苦戦しているようだ!ヨーロッパでもアジアでさえも、「日本びいきであったとしても、日本企業に就職したい!」という学生は少ない。

【なぜ、日本企業で働くことに魅力を感じないのか?

中国で約3万人弱の大学生を対象にしたアンケート(2005年)の結果、人気グローバル企業トップ50社の中で選ばれた日本企業は、ソニーとパナソニックの2社のみ。それも 22位と41位。トップ10には程遠い。

社会人に対するアンケートでは、企業の国籍別でみると、日本企業は、欧米はもとより、韓国、香港、台湾、そして 中国の地場企業より下にランクされている。

それは中国だけではなく、欧米やアジアでも同様の傾向がみられる。各国々のトップクラスの学生たちが就職を希望する企業として、日本企業を選ぶのは台湾以外はほぼ、全くないに近い状況のようだ。親日的といわれるタイでさえ、「日本の製品や文化は好きだが、日本企業には勤めたくない という 人が多い

東大大学院を卒業し、日本人に帰化した外国人でさえ、就職先として選ぶのはやはり、「日本企業」ではなく「欧米企業や地場企業」だという。


【国別による企業選択の基準の相違】

中国
中国人の場合、日本人には「お金で動く」というイメージがあるが、中国の有能な人材ほど自身のキャリアを重視しており、少々給料が安くともキャリアアップを優先する傾向あり。

企業の人事に対し、どんな内容の仕事か」「何年働けば管理職になれるか」「どのような基準で昇格を決めるのか」といった点について、納得のいく答えを求める。また実力主義・個人主義の傾向が強く、日本的な年功序列や横並び賃金は忌避れる。

華南地域、香港やシンガポールの中華人は、金銭面へのこだわりが強いようだ。少しでも給料がよいと、それまでのキャリアをあっさり捨てて転職することも厭わない。

タイ、インドネシア
東南アジア諸国では、実力主義の傾向は少なく、成果主義賃金で大きく差をつけたりすると「かわいそうだから私の分を分けてあげてください」と言われたりする。職場の雰囲気や企業風土を大切にする点は日本人と共通するが、日本人より自らのキャリアや、企業の社会的ステータスを大切にする。

◆インド
経営理念や理論が企業選びの基準。「各人の給料がいかにして決定されるか」といった仕組みが明快で論理的で ないと働く人々は我慢できない。また、企業のビジョンにも重きを置き、その企業がインドとその社会にどのような貢献をしているかを気にかけ る。

国によって、企業に求めるものが違うにもかかわらず、どの国でも日本企業には人気がない。


その最大の理由は、日本企業では何もかもが「曖昧」であることだ


『仕事の責任範囲、昇格基準、給与体系、評価基準』など、人事諸制度明確でない (*1) ばかりか、企業の経営理念、海外拠点の経営方針もはっきりしない。(*2)

(*1)
金銭を重視する人にとって「どれだけ働けば、いくらもらえるのか」がわからず、
キャリアを重視する人にとって「いつ頃どのよ うな仕事を任されるのか」がわからない。
ビジョンを重視する人にとっても「どんな理念を持った企業なのか」がわからない。

そのため誰からも魅力を感じてもらえない。

(*2)本社で明確な方針を 出していても、現地に伝わっていない

「海外子会社の現地化を進め、○○年までにこのポジションに現地人を昇格させる」と本社の会議で決定しているのにもかかわらず、 肝心の現地のマネジャークラスには伝えられておらず、昇進させようと思っていた人が見切りをつけて転出したりする。


第二の理由
として、現地人材への権限の委譲が少ない こと。

「日本の企業なんだから日本人が回すのが当たり前」という姿勢があから さまで、現地人材を欧米などで現地子会社の副社長クラスに登用しても、実質的な権限は与えず、重要な問題は日本人だけで集まって決めることが依然少なくない。ましてアジアとなると、現地採用の人材をトップクラスのポジションに就けている例もほとんどない。


第三
有能なマネジャークラスへの報酬が低い

コストカットのために海外に進出する企業が多く、また、年功序列型報酬制度のため、勤続年数が長いだけで、有能で多くの仕事をこなしている現地の人材よりも多くの給料をもらっている

これは能力を持つ人材にとっては我慢できないことであり、このため日本企業では仕事のできる人からやめていき、そこそこ働いて安定した生活が確保されることを重視する人材だけが残る傾向にある。


第四に、
体系的な人材育成プログラムがない。

新人研修やワーカーのスキルアップには熱心だか、会社を左右するトップクラス向けの育成プログラムが不十分。上層の育成プログラムを重視している欧米企業と正反対なので、意欲のある人材は残らないし、入ってこない。


第五に、
社会貢献の姿勢が少ない。

欧米企業は諸政府や団体が行う社会的な事業に寄付したり、学生に奨学金を出す のに熱心だが、日本企業は積極的ではない

一つの大学で50人、100人の学生に多額の奨学金を提供する欧米企業に比して、日本企業は「年間 3000円を、二人に対して」といった具合にスケールが大きく異なる。なかには社会貢献に熱心な企業もあるが、全体としては少数派。


第六
に、日本人は英語が不得手

多国籍の人々に囲まれて仕事をする際、言葉がわからないままでは、企業のビジョンも示せず、的確な指示もできない。

ここまで詳しく説明されているので、とても分かりやすい。日本側から見れば問題でないと思えることも、外から見れば大きな問題であることが、ここでも明確になっている。人事の担当者が、自ら、海外生活を体験してるかどうかなど、『外から日本を見る目』または、その感覚を身につけていることによって、企業にとって有益となるグローバル人材を確保できるかにも大きくかかわってくるだろう。

<参考記事>

「世界の働きたい企業ランキング」日本勢はなぜ不人気なのか

YWCAの就活の授業で、インストラクターから、Dress for SuccessというNPO団体が、バンクーバーでプロフェショナル・ウーメンズ・グループ・プログラムを提供していて、とても素晴らしいNPOだから、このサービスを一人でも多くの人に利用して欲しいと強く勧められた。

女性の自立と就職を助け、キャリアアップの相談、サポート、または就職面接の際のスーツを無償で提供するなど、いろいろなサービスを提供しているとのこと。

全てがドネーションなどによって運営されているため、提供されているものの品質が実際にどんなものなのかを確かめたくて、気に入らなかったらそのまま帰ってもいいとのことだったので、その提案を受け入れてみることにした。Nothing to lose!!!

実際に、その団体のオフィスについて、プロフェショナルな対応を受けた時、私のその考えは全く違っていたことに気がついた。入荷したばかりの新品のも多数提供していたようだ。

私のトータル・コーディネーションをしてくれた女性は、リタイヤーする前は大会社の人事部に勤めていたらしい。年を取っていたので少し心配だったけれど、その女性のコーディネーとしてくれた組み合わせはとてもお洒落で、ビックリした。それ以外に、化粧品、アクセ、靴、カバンまで、移民で求職中の女性というだけで、サービスの対象になるなんて、さすが北米は購買欲の高い国、買ったけれど一度も着なかった服などを、社会貢献の為にガンバっているNPOに寄付する確率は、かなり高めなのだ。

日本から帰国して、結婚前に着ていたスーツがどれ一つも着れなくなっていた私にとっては、嬉しいギフトだったことには間違いない。

インターナショナルな組織なので、海外に住んでいる人は自分の住んでいるエリアでも、このNPOが活動をしているかもしれない。興味があったらウェブや、ソーシャルメディアでチェックしてみるべき!

なんと、この写真から見える風景は、ダウンタウンの一等地、Coal Harbour という地域で、フォーカス・アト・ワークの就活プログラムのキッチンからみえる景色なのです。

初めて、カウンセラーに案内された時から、こんな景色の見える所で働きたい!とお約束のように、モチベーションは一気に上昇。

その後も、時々ランチを食べながら、綺麗な景色をみて、気分よくJob Searchに取り組む事が出来ました。

実は、ランチタイムに一度だけCoal Harbour のPark、ボートの船舶の見えるパークへ歩いて行ったことがあります。3月で、まだ空気は冷たかった。

世界中のお金持ちが、ある期間ここで暮らし、ボートを楽しむ。そんなエリアを眺めながら、当然起こりそうな思い「私には関係ないし、、、」というネガティブな思いが来たのではなく、なぜか「頑張るぞー」っていう気持ちでいっぱいになりました。

きっと、どこかでそういう人生も、まだ夢で終わったわけではない。可能性はあるんだって、ほんの少しでも思えたからでしょうか?

オリンピックも終わった3月初旬、バンクーバー市民は元の生活に戻っていった。

そして、私も本格的に就職活動に励むことにした。

「就活」= フルタイムでジョブ・ハンティングをする必要があるにもかかわらず、努力に対する結果がすぐには報われない、ガッカリしたり、フラストレーションがたまるのは”当たり前”なので、家族や友人などからの励まし、サポート、意識的に、ポジティブな環境に身を置くことは、ジョブハントの必須条件。

カナダでは移民の為に、いろんなJOB SEARCHのサポートが提供されている。ほとんどの場合は、失業保険対象者が多いが、中には失業保険を受給していない人へのサポートもある。

「門をたたきなさい。そうすれば、ドアは開かれる」 と聖書にあるように、、、どんなことも決めてかからず、まず問い合わせてみる。のをモットーにしている私は、そこから始めた。

通常、このような政府のサービスを受ける際のプロセスは以下の通り。

1、各プログラムの説明会、Information Sessionに参加し、そのプログラムが自分の求めているものかどうか、提供されているプログラムの内容を確認する。(約1時間)

2、Employment Counselor の連絡先を捜し、予約。(場合によっては数週間かかったりするので、早めに予約要)、そしてInterview (約1時間) があり、その結果、担当のカウンセラーの判断、推薦により、希望のプログラム先にカウンセラーが連絡をする。

3、プログラム直属のEmployment Counselorから、約1時間のインタビュー(Intake Interview)があり、それで双方の目的が一致すれば、そこからのスタートとなる。

私が選んだのは、女性対象のYWCAのFocus at Work というプログラム。そこのカウンセラーと対談した時、クライアントに対するサポート、ケアがしっかりしていたこと、マフィンとかコーヒーを無償で提供し、その上、成功就職率が95%と高かったので、そこに決めた。

カナダを離れて数年の私には、今のカナダの就職状況が分からない。それに、どう考えてみても、いろんなサポートが得られる中で、クラスメートと共に就活した方がいいに決まっている。建設的なアプローチなので、決断してから約1週間、ハイギアーで準備した。(通常は、約3週間~1カ月半くらいを要するらしい、、、)

こうして、私のジョブ・サーチが始まったのは、3月8日だった、、、。

昨日、私のブログの記事 イギリスのタイムズ紙による、外国人から見た日本に、リンさんという方が、素敵なコメントと、あるリンクをお勧めしてくれた。そして、今日は、リンさんのおかげで、新しい事を学ぶことができた。

まずはリンさんに大きな拍手! パチ・パチ・パチ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。

で、なぜかそのリンク先が、麻生総理の出版物 「とてつもない日本」の内容の一部が抜粋して書かれている内容のものだった。

でもやっぱり、麻生総理と私の関係が、、、???

と不思議に思いつつも、記事を読んでみた。すると、確かに、『凄い!』と言いたくなってしまった。 結果、ブログに書きたくなった。

特に、『インド人技術者トップの視点から見た、日本人技術者とは?』という内容の部分が、私にはキラキラして見えた。日本の技術者は、技術が素晴らしいだけでなく、プロジェクトに対するプロとしての姿勢も素晴らしい!と感じられているのがよく分かった。

私も、20代前半、鈴鹿でホンダ関連の会社に約5年ほど勤めていたことがある。そこにも、こだわる品質屋さん、技術屋さんたちがうようよいた。

そして、物語はこんな風に、、、。

<チャレンジ1>

インド人技術屋のトップは、最初の現場説明の際、集合時間の八時少し前に到着。我々インドの技術者は全員揃うのにそれから十分以上かかった。

CB004899日本から派遣された技術者はす でに全員作業服を着て並んでいた。日本の技術者は誰一人文句も言わず、きちんと立っていた。

自分が全員揃ったと報告すると、「八時集合ということは八時から作業ができるようにするのが当たり前だ」と言われた。

<チャレンジ2>

悔しいので翌日、7時45分に行った。

日本人はもう全員揃っていた。

<チャレンジ3>

以後このプロジェクトが終わるまで、日本人が常に言っていたのが「納期」という言葉だった。決められた工程通り終えられるよう、一日も遅れてはならないと徹底的に説明された。

<結果>
いつのまにか我々も「ノーキ」という言葉を使うようになった。これだけ大きなプロジェクトが予定より二か月半も早く完成させた。それは、インドでは初めてのことだった。

<チャレンジ4>

j0402848翌日からは、今度は運行担当の人がやってきた。彼らが手にしていたのはストップウォッチ。これで地下鉄を時間通りに運行するよう言われた。秒単位まで意識して運行するために、徹底して毎日訓練を受けた。

<結果>
現在インドの公共交通機関の中で、地下鉄だけが数分の誤差で運行されている。インドでは数時間遅れも日常茶飯事であり、数分の誤差で正確に動いているのは唯一この地下鉄だけ。

我々がこのプロジェクトを通じて日本から得たものは、資金援助や技術援助だけではない。

むしろ最も影響を受けたのは、働くことについての価値観、労働の美徳だ。

労働に関する自分たちの価値観が根底から覆された。


『日本の文化そのものが最大のプレゼントだった。

生真面目で、一見退屈そうに見える、エンジニアーの皆さま。『スポットライト』は、ある日、こんな風に外側から当てられることだってあるのです。

地味そうに見える仕事こそが、実は、プロジェクトを遂行していくには、一番大切なことだったりするということですよね。

正しい事をあきらめずにやり続けていけば、

国内では当たり前すぎて評価が低くなりがちな仕事でも、

世界へ旅立った時、初めてその正しい事をやりぬく姿勢が、

正しく、あるべき姿で

素晴らしいものとして、

評価してもらえたりするのです。

リンさんに感謝!

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