日系カナダ人』という言葉を耳にしたことがありますか?

日本では、あまり聞きなれない言葉ですよね。

それが、カナダでは違うんです。誰もが知っている言葉なのです。

カナダの公立学校では、Social Studyの一環として、カナダ政府が世界第二次大戦、真珠湾攻撃の直後、日系人を敵国人として恐れ、彼らの財産を全て没収し、短時間でトランクに入るだけの小荷物だけを持って、BC州の内陸へと強制的に移動させられ、戦争が終わるまで収容所キャンプで生活を強いられたという事実を、歴史として学んでいるのです。

日本人に関わる事実をカナダ人が知っていて、日本人が知らないのっていうのはどうなんでしょうか?

情報があまりない理由のひとつに、戦後、私の父(日系カナダ人3世)を含め、彼の家族のように、ほぼ強制に近い形で日本に送還された日系カナダ人の人口は約2万人くらいだったそうです。在日韓国人、中国人、日系ブラジル人などの人口に比べるとかなり低いので、マイノリティーということもあって、情報としては限られいるのだと思います。

そして、このパウエル・フェスティバルは、カナダに残った日系人たちがずっと支えてきたもので、私もできるだけ毎年、参加するようにしています。

日本人としては当たり前のこと、たこやき食べて、かき氷食べて、浴衣姿の人たちをバンクーバー近郊で見ることができるのは、唯一、この週末だけだとも言えるのです。

いろんな人たちが、いろんな思いを持ちつつ、なんとか続けてきたフェスティバル。

これからも、ずっと続いていってほしいです。