今回は、For Good の帰国になる。

For Goodの帰国とは、日本へ帰ってくる予定は未定ということ。

だから、海外旅行のように往復切符ではなく、『片道切符』を買った。

<どこ経由で帰国?>
以前は、中部国際空港として、小牧の空港へ、週一便で運航しされていたAir Canadaの名古屋 ⇔ バンクーバー間の直行便が運行されていたが、これが2003年になくなって以来、名古屋からカナダは遠くなった。オリンピックに向けての、直行便は、、、なかった。

成田経由以外にも、サンフランシスコ、シアトル、ソウル経由を試してみたので、今回は初めての中国、北京経由で帰国してみた。

<自宅からセントレアまで>
朝9時過ぎのフライト = 7時に搭乗手続きなので、高速の込み具合を考えて、5時に実家を出発したが、車の数も少なく、事故もなく、あっという間、6時過ぎにセントレアに到着。

<早朝のセントレア空港>

いざ着いてみると、早すぎてエレベーターも使えない。スーツケースをエスカレーターで苦労して持って上がったものの、売店、カフェ、何一つ開いていない。その上、荷物預かり所も7時からと書かれていた。早朝のセントレアはかなりの静かだった。旅慣れた人は、食べる物を買ってきていた。

<Air Chinaのチェクイン・カウンター>
フライトの2時間前ピッタリにチェックインが始まるということで、開始時間の10分前位にどこからか社員がさっと現れて、手続きが始まった。
<Air China 搭乗客用フライトアテンダント>
4人の女性のチームだったが、食事の担当の中国人の女性たちは、背が高く、見た目もよく、英語は上手だったが、営業スマイルゼロ、どっちかと言えば、接客が荒かった。それに対し、飲み物の担当は日本人の女性と中国人の女性のコンビ。どちらも、ニコニコしていて、いい感じだった。特に、物を渡す時のしなやかさを比べたとき、日本女性のアテンダントは軍を抜けて、しなやかな動きをしていたことは隠せなかった。

<北京空港>

父が言ったとおり、確かに北京空港は広かった。というより、発着のゲートが特に長く横に伸びていた。空港内のワイヤレス環境と言えば、WifiはCHINA MOBILEを通して、自分の契約しているモバイル会社のローミングを使うようになっている。

<お手洗い>
洋式トイレと、中国式のトイレの2種類。はじめに入ったのが中国式のトイレ、初体験。和式の先のボウルがない、フラットなトイレだった。洋式トイレは普通。ただ、、、トイレのドアに書かれた案内が間違っていた。『Please lock the door for your convenience. 』と、、、オリンピックの来客もこれを読んでいたのかと思うと、、、、。ちょっと残念に思えます。中国の文化をベースに英訳してしまった風習なのでしょうが、中国語で書いた方が良かったのでは???

<待合室での出来事、、、グット・サマタリアン 登場??>
到着当時は電子版で、4時前発が5時半発と書かれており、とりあえずかなり早めにゲートで待つことにした。アナウンスにより、天候が不安定なので、フライトが遅れているとのことだった。待合室で待っていると、後ろの席からかなり大きく、変な音が聞こえた。振り返ってみると、中国系の男性の腕が待合の椅子と椅子の間に挟まってしまっている。夫がさっと立ち上がって彼のもとへ。いろいろ角度を変えてみたが、一向に腕が動かない。どうしようもないのでセキュリティーを呼んだ。その間、彼を助ける対策を考えた。

そこで、突然、思い出したのが小学校の出来事。クラスの男の子がふざけていて教室の椅子の間に体を入れてしまい、彼の体はそのスペースに挟まって、自力では抜けなくなってしまった。絶対絶命の大ピンチ。その時の担任の先生、教頭、校長先生などの提案で、彼の体と椅子に石鹸をぬって、皮膚を滑りやすくして、なんとか危機を抜け出したのを思い出した。

夫にそれを伝え、本人の希望もあって、その方法でトライすることにした。トイレでフォーム石鹸を持ってきてもらい、彼の腕と椅子に塗ってみた。その後、彼の腕は少し動くようになった。

ふと、日本だったら、セキュリティーの担当は、、、一般人にこんなことをさせないよな?なんて思いが、あとでふとよぎったが、その時は、とにかく目の前の困った人を助けるので精いっぱいだった。

セキュリティーの人と、通りがかりの人たち数人で、椅子を左右に引っ張って、彼の腕が動きやすいようにスペースを作った。なんとかレスキュー成功。少しの青あざですんだ。

普段は、確実に記憶力が失われていっている私の脳みそでも、いざとなるとフル活動してくれた。記憶の棚から大切な情報を収集し直してくれる。30年以上前に起きた、たった一度の出来事だったのに、、、。人間の脳は、不思議だ!
それよりも、なによりも、困った人を見た時、いつもすぐに助けようとする夫の「自然な態度」に、また感動させられる。、、ふふっ。

<エアポートの食べ物の値段>
日本のエアポートと同じでちょっと高め、特に高いと思ったのが飲み物。日本円に換算すると、コーヒー、紅茶は約700円~900円くらい。日本の空港なら、レストランからカフェの値段で選択することができたが、北京のゲートないでの選択肢はあまりなかった気がする。それと、自動販売機は極端に少ない。
<ゲート内のレストランの接客>

流石、北京。オリンピックがあった場所だけあって、ウェイターとウェイトレス、全員がとりあえず、英語の対応ができるみたい。これは、セントレアではあり得ない。成田ならどうだろう? VIPのラウンジ以外、国際線のカフェは、全員がバイインガルなんだろうか???

カナダの生活で、中国人の対応には慣れていたつもりでいたが、、、。どうやら、3年間の日本生活が、私の感覚をすっかり変えてしまったようだ。当時の空港の状況は、天候が悪くいろんなフライトが遅れて、客がイライラしていた。どのレストラン満席状態。 私達の便も1時間以上予定よりも遅れていた。

まず、一番に気がついたのは、中国の定員は笑顔をほぼ見せないこと。注文をしたものをテーブルにおく、その簡単な動きが、かなり荒っぽい。で、食事の味は?サンドイッチもミルクティーも味は結構美味しかった。ただ、ミルクティーに砂糖を入れたかったので、周りを探してみたが、砂糖の器や塩、胡椒が空のまま、、、仕方なくウェイターと、ウェイトレスに砂糖を頼んでみたのけれど、メインメニューじゃないから?または担当じゃないのか?から返事でなかなか持ってきてくれない。その間にミルクティーは冷えていく、、、。

極めつけなのは、ウエイトレスの女性が、客のいる前で他の社員に癇癪を起して、メニューを机にすごい音で叩きつけた。ビックリして振り返ったら、その女性は、中国語で何を大声で叫んでいた。

これは、日本でも、カナダでもないと思う。お客さんの目の前ではあり得ないな~。

これが、私のカルチャーショック。 日本はやっぱり、接客の天国だった、、、。