東海女性限定のソーシャルネットワーキング、ビタ☆ショコ.com の招待でペア券をいただき、今週末の5月22日に公開予定の、消されたヘッドラインの試写会に行って来ました。

ワシントン・グローブ社のベテラン記者のカルが、前夜に起こった殺人事件、国会議員の愛人だった女性の死、安全保障という名の下で浪費されるアメリカ国家予算、戦争によって莫大な利益を得ている民間企業と国家権力の癒着を暴こうとするストーリー。

主演俳優は、「ビューティフル・マインド」のラッセル・クロウ(ちょっとオデブな)、「パールパーバー」のベン・アフレック、「君に読む手紙」のレイチェル・マクアダムス、「クイーン」のヘレン・ミレンなど、、、

http://kesareta.jp/

ちなみに、英語でのタイトルは『State of play』。ボールが坂道を転げ始めたらもう誰も止めることができない、、、。そんなサスペンス映画。英国のBBSテレビで放映されたドラマ、『STATE OF PLAY~陰謀の構図~』をハリウッドで映画化したもの。

個人的には、『新聞記者が暴いた~アメリカ最大の隠れた陰謀』というサブタイトルもつけたい気がする。

映画は、ヤク中の少年が銃で殺され、それを目撃した自転車ピザ配達人が撃たれるシーンから始まる。

翌日、ある女性がワシントンDCの地下鉄で、謎の死を遂 げる。彼女の名はソニア、カルの大学時代の友人、でもある国会議員のステイーブンの愛人だった。彼女の死は自殺と見なされて、マスコミはスキャンダルとし て報じた。

しかし、新聞記者のカルは射殺事件で殺された黒人少年とソニアの間に接点があったことを発見し、二つの事件はどうやら1人の男性、それもプロの手によってではないかという疑いを持ち、ソニアの事件を追いかけていたブログ担当、新米記者のデラと一緒に、更なる調査を続ける。

そんな頃、カルの大学時代の友人、国家のスキャンダルを暴こうとしている国会議員のスティーブンが議長を務める公聴会で、戦争で金儲けをしている民間企業、その黒幕がスティーブンの失脚を狙って、人殺しを仕掛けているのではないかと思い始める。

新聞記者特有の捜査方法で警察を出し抜いたり、そんな中で、記事の締切というプレッシャーの中で事件の裏側に迫っていく。そして、カル自身にも殺し屋の魔の手が近づいていく、、、。

確か、ウォーターゲート事件では、ワシントン・ポスト新聞社のスクープによって政治生命を失った、ニクソン大統領のような気もする?

映画のストーリーもエキサイティングだったが、私は個人的に『新聞』というメディア媒体を主にした映画が、とてもタイムリーだと思った。

ここ数年、シチズン・ジャーナリストが個々のブログを通し、ニュースやスクープを発信することができるようになり、プロの記者による、スクープなどで支えられてきた『新聞』、それの存続自体が、とても厳しくなってきている現代。

活字の媒体ではなく、ウェブの情報にどんどんとシフトされつつあるこの時代。『新聞という存在の意味』とか、『新聞記者のあるべき姿とは?』などを考えさせてくれる映画となった。

ちなみに、映画の公式ページで、業界では前代未聞と言われている、日本の新聞会社のジャーナリスト達による座談会が開かれ、映画についてのコメントもあり。http://kesareta.jp/special/