12月19日に、ペリー&ハリス 泰平の眠りを覚ました男たち展覧会を見るため、名古屋のボストン美術館へ行った。

長崎の旅行で火がつき、NHKで大人気をよんだ『篤姫』の影響で、幕末時代のことが気になっていたので調度いい時期だと思った。
ただ、後で耳にしたのは、名古屋のボストン美術館には、存続問題 というチャレンジがあり、財政的に苦しいらしい。

ドイツの画家、ウイリアムハイネの描いたスケッチ画には、外国の目からみた、当時の日本の姿がすばらしく描かれていて、どの画像もとても惹かれるものがあった。

江戸時代の末、徳川幕府が勢力を弱めていく中で、幕府を支えていた中心人物もどんどんとなくなって行く。国内統治もままならない中で、開国を迫られた時代。

鎖国が解かれてから確かに、日本は大きく変わっていった。

やはり、どんな時代にあっても、今あるものを変えたくないという気持ちと、新しい流れにのれるよう、新しい柔軟な考え方をもって生きていくという二つの大きなものがぶつかり合う。

そして、それがどんな深い歴史の流れの中で培われたものであったとしても、〝時″がきた! とにはそれに勝つすべは残されていない。 <写真は、ビル内の入り口にある、boston cafe

会社経営でもそうだと思う。アメリカの車社会を何もせずに放置してしてきたトップ達の責任は大きい。 確かに、記憶によるとSUB、スポーツ・ユティリティー・ビエクルに乗るのがステイタスみたいな傾向があったのは覚えているが、2005年初、または中旬までがピークだったような気もする。時代の先を考慮して、新しいものを取り入れる財力も、力もあったのにそれを積極的にして行かなかったアメリカのCEO達には、本当に失望する以外何もない。

人の心を動かすには本音で話さないと無理だ!と大河ドラマで、篤姫のリーダーとしての品格を持つ社長がもっと日本に存在すれば、、、、。

会社のトップとして、いらないから、いらないときに切り捨てるでは、会社に対する忠誠心なんて育たない。
もちろん、会社がつぶれてしまっては元も子もないが、会社が傾く前に、その社長たちは、社員たちに現状を知らせて、一緒に戦っていくにはどうしたらいいのかと尋ねるような努力はしたのだろうか?

歯車のひとつとしてしか扱わないから、それ以上の働きを受け取ることもできない。会社は、自分の生き残りの為に切り捨てることができても、行き場のない人が増え、それゆえ犯罪も増えて、生活苦なので国内での消費は減少する。

こんな大変なときに、唯一のメリットとしての円高をあまり還元できていない、今のシステムはどうかと思う。

ペリー&ハリスが来た時代、この日本が心底から揺すられたことを考えれば、今回の打撃は経済的なものだけだと思う。
篤姫のような、人の心を思い、動かせることのできる人間としての品格のあるリーダー、または危機をチャンスと捕らえることのできるリーダーが日本にもっと現れてほしいと説に願う。