今、話題になっている、ニューヨークタイムズ紙の記事は、私にとっては他人事ではない。

「In Web World of 24/7 Stress, Writers Blog Till They Drop」

名前を挙げられてた方の一人はMarc Orchantさんがいた。彼は”blognation”のアメリカのエディターを担当の一人であり、夫の同僚でもあった。マーク氏が心臓発作で倒れる前日も、夫を含めた各国のエディター達は、グループ内でのディスカッションに熱が入っていたようだ。それから毎朝、私たちは今日か、今日かとマーク氏が目覚めるのを待った。でも、それは叶うこともなく、彼は永遠の眠りについた。

blognationは、グローバル・ブログネットワークとして、TechCrunchと同様、テクノロジーニュースや、投資、スタートアップ、新製品などのスクープを記事にしていたので、規模やコンセプトに違いはあったが、ある意味でTechCrunchの競合相手のような存在だったとも言えると思う。

米Tech CrunchのCEOマイケル・アーリントンさん自身も、ニューヨークタイムズ紙で、過去3年間に30パウンドも太り、不眠症にかかり、ホームオフィスで4人の社員を抱えてから、近い将来、ナーバスブレイクダウンで、病院に運ばれるようなことが起こりうると語っていた。24時間競争で、それによるストレスをいつも抱えているのは想像がつく。

私も夫が、blognaionで記事を書いていた時、時差の関係も大きくかかわっているが、信頼できるソースから口コミで、”スクープ”のネタをもらった時は、翌朝、どうしても断れないアポイントメントがあったとしても、朝の3時とかまでブログを書いていたこともよくあった。

ストレスとタイムリミットでプレシャーは高まる一方だった。『24時間は戦えません!』どんな強靱なヒトでも、、、。

それに関係のある話だが、J-CASTニュースの記事の中で池田信夫さんが『日本と米国のブログカルチャーの違いについて』少しふれていた部分がある。(以下のとおり)

<文章の一部>
「日本と米国ではカルチャーが違います。米国ではブログに対して『言論』としての意識が高い。日本ではカットペーストしてページランクを上げようとする変 てこなブログばっかりですが、米国では、例えばSNSの『Facebook』の様に実名で写真まで載せています。匿名でスパムブログをやってもストレスに ならないでしょうが、米国では緊張感が高いんです」
、、、と。

日本のブログカルチャーには詳しくないが、北米のブログカルチャーについては、確かに池田氏に同感した。

私自身がブログを始めたきっかけが、カナダ人夫の影響を受けて、、、であるが故、私の中では、ブログ=個人的な意見が含まれるべきだと理解していた。同時に、他人のブログなどにコメントを残す際は、賛成であれ、反対であれ、正々堂々と自分の名前で書くべきだと思っているので、必ず実名を名乗っている。実名を使いたくないようなコメントなら残さない。それに、匿名のコメントは一般的に”信頼性が欠ける”と理解されるので、中傷的なコメントなら気分は害されるかもしれないが、”内容的”は、あまり重視されるという傾向でないようだ。
そこまで無理をして何かを成し遂げたとしても、一番大切な”命”を失うっては、代価が高すぎる。

<参考>
*米国で著名ブロガー死亡相次ぐ 日本でも「ドクターストップ」発生

*ニューヨーク・タイムズ、死ぬほど働くブロガーの現状を指摘
*
ブログで名高いMarc Orchant氏、心臓発作による昏睡状態に
*blog 疲れで死なないように
ニューヨークタイムズ紙でこんな記事発見

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