この週末は、久しぶりに実家に帰る予定でウキウキしていた私に、それを脅かす事件が起こった。

約1週間前に夫が仕事用に買った、薄くて軽いUSEDのノートパソコンのキーボードが作業中に突然動かなくなった。

30分くらい前に夫の友人、THE TECH MONKEY の社長Richard&婚約者と翌日、”鈴鹿”で逢う約束をしたばかりなのにどうしよう。約束をキャンセルしなくてはならないのか?夫が翌朝5時頃まで、セーフモードで試したりとか、ありとあらゆる方法で直すよう試していたみたいだけれど、結局原因が分からずじまい。

マイクロソフトのアップロードをした際に何かが起こった?又はキーボードが壊れた?のかという説に落ち着いたが、それはあくまで憶測であって事実ではない。そんなこんなで夫の仕事が中断され、大ピンチ。

翌日、修理のためノートを購入したショップ、大須のPCネットに向かった。
電話をかけていろいろと症状を話しておいたこともあって?店内はかなり忙しかったにもかかわらず、しばらく待ったら、2~3人の人が原因究明に手を施してくれた。おそらく、1時間以上はかかったと思う。

修理が終わったら携帯に連絡もらう方法もあったが、私も”原因を追求したくて”慣れないハイヒール”をはいていたにもかかわらず、ずっとすぐそばで修理作業を観察しつづけた。結局はドライバーもソフトも何も悪くないという結果だったので、もう一度、XPをインストールし直す直前の段階までいった。

一応キーボードも変えてみるということで、変えてみたら、な、なんとキーボードが動いてくてたっ!

感動の瞬間だった。

ちなみに、スクリーンがぼけているらしく、それも新しいものと変えてくれるとのことだったので遠慮なくお願いした。

そして、私が勝手に店長さんだと勘違いしてた担当の方は、アルバイトの安部さんという人で、その人が最終的にしっかりと時間をかけてきっちり直してくれたのだった。

ノートのねじをいとも簡単に取り外していき、いろんな部品をチェックする姿は、白衣こそは着ていなかったが、本当にお医者さんそのものだった。

最近、新潟の震災でトヨタの部品工場のラインが完全にストップしたときの報道を思い出した。

世界のトヨタといわれる大きな会社でも、『部品の一つでも提供ができなくなる』と余分な在庫を抱えてない工場のラインは、全く稼動できなくなってしまう。たった一つのパーツでも足りたいと『機能できなくなってしまう』。大した影響力である。

その夜はなんとか無事に鈴鹿に着いて、久しぶりに家族6人揃って、夕飯を食べた。焼肉だったので、匂いがついてしまったのではと心配しつつ、予定通り、リチャードと婚約者に初のご対面。初対面にしては、結構話が弾んで楽しいイブニングになった。

リチャードもコンピューターのお医者さんで、夫がよく「彼はどんなトラブルでも直す方法を見つだし、いつも必ず解決策を見つけてくれた!」といっていたのを思い出した。

今回、新しいノートを買った理由の一つは、カナダから持ってきた夫のノートブックがすぐにオーバーヒートしてしまうからだ。

そして、作業中に突然、オーバーヒートのせいで電源が切れてしまう。以前にも修理に出したのだが、何ヶ月かするとまた同じ現象が起こってしまう。その夜、リチャードに夫のコンピューターの具合を見てもらった。彼の検査によると、「内臓ファンがちゃんと動いてなかった」とのこと。とりあえずファンが動くようにしてくれたが、同時に「また何ヶ月もすると同じことが起きるので定期的にパーツを取り外してクリーニングをする必要がある」とのことだった。

「コンピューターは機械だから、いつか壊れて動かなくなるもの。」

とは頭では分かっていても、その日は突然やってくるので、焦るし、時間も取られてしまう。ただ、コンピューターには「バックアップをする」という、救いの手があるから少しは助かる。

ただし、このノートパソコンは「」軽さを最重視した」仕様なので、CDドライブはついてない。素人の私にはCDなしでどうやってバックアップを取るのか考えが浮かばない。さすが、コンピューターオタクの夫だ。その辺は大丈夫そうだ。

名古屋に帰ってきたらすぐ、バックアップの時間を短縮するための専用パーツ?を買うといって、夫は大須に消えていった。

数時間後、そのパーツでバックアップを済まし、オフィス、無線ワイヤレスをインストールし、マイクロソフトのアップデイトをしたら、週末はもうすでに終わっていた。

予定とは全然違ったが、今週はノートパソコンがコンピューターのお医者さんに出会った週末となった。