11月15日、16日と東京の渋谷で行われた Web 2.0 Expo Tokyoに参加した。

イベントのメインスポンサーのTim O’Reilly さんは、10年ぶりに来日とのことだそうだ。
Day1
Bringing Web 2.0 to Japan” Tim O’Reilly conversation with Joichi Ito-”What is Web2.0?”
Tim O’Reillytさんとゲストの伊藤 穰一さんを迎えての対談トーク。
穰一さんは北米では、「Joi Ito 」としてシリコンバレーでは誰もが知っている企業家。日本におけるインターネットの分野の指導的な存在であり、株式会社ネオテニーの代表取締役でもある。この二人の大物のトーク、どちらも初めて聞く人たちだった。私は穰一さんの日本のインターネットの現状や弱点等を説明してくれた内容を通して、かれは日本における業界の動きをしっかり理解しており、アメリカにもっと日本のインターネット、Web2.0のことを理解してほしいと強く思っていることを感じた。同時に、彼は北米の視野、ビジネス感覚を肌で分かっている人だという印象も受けた。
個人的な意見だが、Joiさんとは対照的に、O’Reilly さんは、日本に対して全く興味がないわけと言えばうそになると思うが、ジョイさんが伝えようとしていることを人しっかり聞いていたようには思えなかった。おそらく、本当に、努力して日本の業界の流れを理解したいと思う気持ちが更々ないっていうことが、残念ながら、彼のコメントを注意深く、聞けば聞くほど感じてしまった。
Fueling the Next Gen Web -次世代Webに向けて-
サン・マイクロシステムズ株式会社 のTim Brayさんがゲストスピーカー。
なんと、彼はバンクーバーから来ていたようだ。個人的にも日本が大好きなようだ。理由を見つけては日本に来ていると本人も言っていた。彼のプレゼンの内容は分かりやすくて、うなずけるものだった。ただ、シニカルな私は、どうしても、彼が今回このイベントに来た本当の理由は、”だた、日本に来たかったから”にちがいない!と思えて仕方がなかった。なぜ、そう感じてしまったのだろう。
ただ、実際に、その疑いを後押しするようなちょっとした事件が起きた。
イベントの合間に、ホールでふらふら歩いているティムさんを見かけたので、同じバンクーバーから来ているということもあって、せっかくだからちょっと挨拶をしにいった。彼は、特に急いでるわけでもないのに、”名の知れた人でない人たちとは話をする理由がない”というような、北米独特のオーラを感じさせた。英語でいうと「brush-off」っていうやつ。
挨拶をしにいった私たちが馬鹿みたいに思えた。
舞台の上でのプレゼンの話とかはとても上手だったがゆえ、こんなはっきりしたスイッチオン、オフの激しさは驚かされた。
というか、彼にはがっかりした。
舞台を降りた顔は、もはや同じ人とは思えなかった。特に心がけて、他人に失礼がないように気を配る努力をしている私たち夫婦には、人を選んで話すような人と出会うと、必要以上にショックを受ける。
ランチにはお弁当が配られた。食べている間に、プレゼンテーションが2、3あった。その中で、韓国発のSpringnoteというウェブアプリのサービスは気に入った。ブースへいってCEOに直接いろんなことを聞いてみたら、最初からグローバルなビジネスとしてはじめ手いるビジネスなようで、韓国語以外に英語はすでに出来上がっているそうだ。次は、日本に手をつけたばかりとの説明を受けた。あと、もっといろんな国の言葉にも対応を考えてるらしい。
Day 2
A Conversation with Evan Wiliams
Twitterの共同創業者ということだが、私も数ヶ月前から仕事関係で使い始めている関係上、かなり興味があった。そこで見せ付けられたのは、Developerと投資家とお金の管理の仕方。
今の時点では、「ビジネスモデルがはっきり決まっていない」と笑って言っていたのがとても印象的だった。アメリカじゃ、投資家はHigh Risk, High Return に賭けることを恐れないからお金持ちがもっとお金持ちになれるのだろうが、、、アイデアが物を作り、そのアイデアで投資金を得て、過程でサービスの向上を図りつづけるというやり方。一定数の利用者を集めれば、それが「成功」と言われ、そのユーザー数が収入源を得られる方法の一つとして使われている、、、。
パラダイムシフトする広告プラットフォーム
オーバーチュア株式会社 マーケッティングシニアディレクター 山中 理惠
広告業界の基礎と現在、従来の広告、TVを使った検索、ウェブとの融合、、、このイベントの中で一番、勉強になったのが彼女からの情報で、あんなにわかり易く広告のことを説明してくれた人は今までで、彼女が初めてだった。
SaaSとWeb 2.0がウェブ業界にもらたす影響とは、、、
ZimbraのPresident Scott Dietzenさん。
imbraのアプリにはいい機能が一杯ついているということを学んだ。
ランチタイムは「行列プロジェクト」というサービスの紹介があった。
今は、サイトもアップしていないそうです。将来が楽しみ。
エンタープライズとマッシュアップの重要性と活用法
ということでKapowのChief Marketing OfficerのJoe Killerさんのプレゼンがあった。スピーチの後は早速ブースに行ってVisitorの人たちと直接話をしていた。
こういう細かい心遣いが、「知名度の高い会社のゲストスピーカー」や、「有名な著名人」たちの”お前と話す時間などない!”みたいな態度で他人と接しても、全く悪いとも思っていない人たちと比べると、その腰の低さと、お客の意見を大切にしている姿勢が、とっても光って見えた。
Mashupの現在とこれから
株式会社セブンズの直鳥裕樹さんの話を聞きに行った。
直鳥さんとは、仕事でMashup Award 3の最優秀賞をとったアプリ、「ONGMAP.COM(オンジーマップ)」についてインタビューをした時から、メールでのやり取り、Twitterでの交わり?などがあったので、感覚的には身近な人ではあったが、実際に顔をみたのはこのときが初めてだった。彼のプレゼンのパワーポイントは、短くてわかり易く、話も巧みで、観衆を笑わせてくれた。
そして、Web 2.0 Expo Tokyo 2007 カンフィレンスは幕を閉じた。
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